本日、中ノ郷中学校区の夏季研修会を開催しました。昨年度から「授業のユニバーサルデザイン」をテーマに校区で共通実践を行っています。
授業のユニバーサルデザインとは、「特別な支援が必要な子を含めて、通常学級の全員の子が楽しく学び合い、『わかる・できる』ことを目指す授業デザイン」(日本授業UD学会)を言います。
本校では、授業をユニバーサルデザイン化し、聞くだけの時間を減らして、子どもが考える時間を増やすための指導法の工夫を取り入れるといった授業改善を行った結果、「私は、授業がよくわかる」と答えた生徒の割合が増加するなど、授業満足度の向上が見られました。
本年度は、「学びのユニバーサルデザイン」(UDL)を意識した授業を行うことにしています。学びのユニバーサルデザインとは、多様な学びを用意し、生徒が自ら選択(自己調整)して学習課題に取り組むといった「個別最適な学び」を基盤としています。
そこで、島根大学教職大学院の宮﨑紀雅准教授にお越しいただき、『学びの多様性に応じるユニバーサルデザインの授業づくり』をテーマに講義・演習をしていただきました。
「授業満足度+学力向上」を目指した授業改革に、真剣に取り組んでいきます!